株式会社無垢

住宅探しから住宅購入の流れ

仲介手数料無料の不動産屋 株式会社無垢の倉地一輝と申します。

このブログでは不動産購入の際のチェックポイントを体系的に時系列に沿って、解説していきます。

人生の大きな買い物である不動産購入を後悔しないためにも、お客様自身でも知識を得ていきましょう。

第一弾は物件探しからご購入申込みまでの簡単な流れを説明していきます。
 

後悔しない住宅購入の流れ

物件検索をする前に

家を買いたいと思い、とりあえず、SUUMOやアットホーム等で物件を探しを資料請求を始めていませんか?
 
このような探し方をすると、

まず、問合せ先の仲介業者から物件資料と併せて、内覧してみませんか?といってアポ取りの連絡が来ることが多いです。

一度見てみるくらいいいかと思い、実際に内覧すると、そこで仲介業者から個人情報や希望する物件の情報などを聞かれます。

後日、こんな物件出ましたよ!内覧いきませんか?未公開物件でました!などのしつこい営業メールや電話が来るようになります。
 
そうならずに、お客様のペースで物件探しを進め、冷静に購入の判断ができるように手順を踏んでいきましょう。
 

手順1 住みたいエリアを決める

この段階ではピンポイントでいきなり絞り込まずに、いくつかのエリアを定めておくくらいで十分です。

住宅探しが本格的になってくると、住まわれる方々のライフスタイルによって、何を優先するかが見えてきます。

例えば、平日はほぼ電車通勤だから、できるだけ駅から近い物件が良いという希望や、
子育て環境に重点を置きたいから駅から少し離れた閑静な住宅街がいいなどの希望です。

ご家族とのお話し合いで、どこで落とし所をつけるかをきめるためにも、いくつかのエリアを比較検討できるようにしておきましょう。
 
ハザードマップの確認
住みたいエリアを定めた後は、個別具体的な物件を探す前に、そのエリアのハザードマップを確認しましょう。

ハザードマップの確認は自然災害発生時のリスクを予め把握し、住宅購入の判断材料とできます。

ハザードマップ検索URL

 

手順2 予算を組む

〇〇駅から徒歩10分 新築戸建て4,000万円 残り一棟!これはいいかも!
 
でもまてよ、、我が家は一体どれくらいの物件が買えるんだ?
ローン組むにしても、月々いくらくらいの支払いまでなら家計は心配ないんだ?
 
こんな疑問やご不安に応えるのが、予算組みのお話です。
 
いくら位までの物件を買えるか
 
多くのお客様は住宅ローンを利用して購入しています。

住宅ローンで借りられる限度額の目安は年収の6倍〜7倍程度と言われています。

つまり、4,000万円の物件の場合、4,000万÷6or7=およそ5〜600万円台の年収が必要です。
 

ただこの事例では、借入金額に購入の諸費用を入れていません。
実際には物件価格以外にも諸費用がかかってきます。

この諸費用を侮ってはいけません。

購入の諸費用 目安
新築分譲マンション、注文住宅→物件価格の3〜6%程度
新築建売住宅、中古マンション→物件価格の6〜9%程度 と言われています。
 
実はこの諸費用の中にも、絶対にかかる費用と、低く抑えられる知識を知っているかどうかでかからなくて済む費用があります。
 
弊社では諸費用を低く抑えることが可能です。
 
住宅ローン審査にも注意

住宅ローン審査時にはお客様の収入に安定性があるかどうかもポイントになってきます。

例えば、公務員の方や大手企業にお勤めの方だと審査が通りやすいこともあります。
一方で、自営業者、フリーランス、個人事業主の方々は、審査上はチェックが厳しいこともあります。

金利面でも、公務員や大手企業お勤めの方だと優遇を受けられることがありますが、自営業者や個人事業主の方々には比較的高利率で貸し出す金融機関もあります。金利負担の大小はそのまま月々の返済金額に影響していきます。

マイカーローンやリボ払いなどの債務がある場合、審査に影響してきますので、ご自身の債務の現状を把握しておきましょう。

*上記は一般論ですので、個別具体的にお客様の属性を金融機関が審査して、借入限度額や、金利を提示してくれます。

手順3 物件内覧から購入申込み

気になる物件が見つかり、内覧となったら、気を付けるポイントがあります。

一つ目は、内覧後に当日の契約をしつこく迫ってくる仲介業者は個人的に避けた方がいいと思います。人生の大きな買い物ですから、お客様が冷静な判断をできるようにサポートしてくれる仲介業者を選びましょう。

弊社ではお客様目線のサービス提供をモットーにしています。
物件をオススメをするような営業や勧誘は一切しておりませんので、安心してお問い合わせください。

二つ目は物件価格が適正価格かどうかです。
気になる物件が周辺の類似事例と比較してあまりにも高額だと損した気になりませんか?
物件の中には売り出し直後で売主が強気の価格を提示しているケースもよく見かけます。数週間後に見てみたら、物件価格が200万円も値下げされていた、という話を聞くことも少なくありません。

不動産価格が適正かどうかはプロでも判断をするのが難しいです。ただ、周辺の成約類似物件と比較してどうかという事は確認できます。
良心的な仲介業者さんですと、周辺の成約事例を見せてくださいと言えば、レインズという一般の方々は閲覧できない流通サイトの情報を教えてくれます。
また、お客様自身で調べられるサイトとして国土交通省が出している土地総合情報システムを見てみるのもオススメします。

土地総合情報システム:
https://www.land.mlit.go.jp/webland/servlet/MainServlet

以上が内覧時の注意点となります。内覧後にご家族とのお話し合いでご購入意思がかたまったら購入のお申し込みへと進みます。

今回は、住宅探しからご購入のお申し込みまでの流れを簡単に説明しました。
今後は、各段階のより詳細な情報をわかりやすく、体系的に発信していく予定です。

ブログ記事内で不明瞭な点や、記事の内容以外の不動産購入について疑問や不安に思うことなど、なんでも構いません。
お気軽にお問い合わせフォームよりご相談ください。

閲覧頂き、ありがとうございました。