今回は住宅診断士が教える内見時チェックポイント床下編です。
いつもこんな感じで床下に侵入しています。床下に潜るときはいつもドキドキです。
虫は平気なのですが、虫だけではなく動物などが生活している場合があるからです。
先輩方から聞いた話ですがハクビシンやアライグマはかなり攻撃的なようです。
また、1匹だけでなく数匹、ご家族でお住まいになっている場合など住宅診断どころではないので
床下調査は入るまで恐怖を感じます。
幸い私は一度も遭遇したことはありません(^^)
余談はこの辺にして本題です。
床下は住宅を支える大切な基礎の施工を確認することができるので、購入前に必ずチェックしましょう。
懐中電灯やスマホで床下を照らし全体を確認しましょう。
ご自身でチェックする時の注意点!
住宅診断士にお願いするのが一番良いですが、今回はご自身でチェックできるようポイントをお伝えます。
ご自身でチェックするときは床下に侵入することは避けてください。
釘などが基礎部分から飛び出ていたりすることがあり危険です。
チェックする際は床下点検口から懐中電灯やスマートフォンの明かりで照らしながら目視の確認にとどめてください。
床下に水たまり、水シミがないか
放置していればカビの発生、シロアリの発生、基礎の腐食につながるとても危険な不具合です。
*危ないので絶対真似しないでください!!
内見時に水溜り、水シミを見つけたら、必ず原因調査と適切な対処を施工会社や不動産会社へお願いしましょう。
弊社では代表自らが床下に潜り、目視にて状況確認をしております。
床下断熱材のずれや、一部ぬけていないか
そのままにすると断熱性が下がりますので施工会社や不動産会社へ伝えて固定し直してもらいましょう。
匂い、害虫がいないかなど
湿気が多いと、目視で見てカビがなくてもカビくさい匂いがするときがあります。
この場合、後々のことを考えて湿気に対する対策が必要だと思います。
あとは害虫に関しては住み始める前に害虫駆除の対処をするのがお勧めです。
とくに中古住宅だと害虫などは高確率でいることが多いので駆除は必須になると思います。
実際に住宅診診断士がチェックする主な項目
チェックポイントとしては基本的に同じになります。
ただし、点検口からのぞくだけでは小さな水シミやカビ、ひび割れなどは完璧に把握することは難しいです。
また、弊社の場合小さな水シミやヒビなど見逃さないように目視によるチェックだけでなく、サーモグラフィーカメラを活用し診断していきます。
冒頭でもお伝えした通り床下は住宅を支える大切な基礎部分の施工を確認することができるので時間をかけてしっかりと診断していきます。
まとめ
以上が住宅診断士がチェックする主な項目でした。
床下についてはすべてお客様が実践しようとすると難しい部分ではあると思いますが、点検口から目視で確認するだけも問題が発覚することがあるのでぜひ購入前に確認してください。
弊社を通して物件を購入された場合は住宅診断無料で行わせていただいております。
また、契約時だけでなくアフターサービスとしてご契約後にもお客様が希望するタイミングで住宅診断を1度サービスで行わせていただきます。ぜひご活用ください。